「札幌医科大学医学部の講義」で相談窓口事業を紹介しました。
平成27年3月9日(月)札幌医科大学4年次の医療安全ワークショップ終了後、30分ほどお時間をいただき、北海道医師会の相談窓口事業の紹介をしました。
女性医師が、産休・育休を取得した際、残った同僚の負担は大きくなる。しかしながら、医者と母の両立は想像以上に大変であることを皆が理解してくれると、女性医師は母であっても出来る限りの責任は果たそうとするし、またできると思う。男女ともにワークライフバランスのとれた職場環境を願っていると締めくくりました。
次に、北海道医師会藤井常任理事より、男性医師のワークライフバランスについての調査等の説明があり、女性医師のキャリア向上には、周りの協力が必要不可欠、北海道医師会でも女性医師等相談窓口を開設し、医師支援を行っているので是非活用してほしいと説明がありました。
藤井常任理事から、北海道は広域で、人材がなかなか地方まで行き届かいないという状況であるが、今後、キャリア向上を目指す若い人材のため、医師臨床研修制度や専門医制度が変わり、地方の病院でも専門医を取得できる制度となることが決まっていると説明がありました。
何かを変えるためには、疑問や要望をどんどんぶつけてもらうことが大事であり、皆さんの発した貴重な一言が、北海道医師会の事業を動かすこともあります。是非北海道医師会の活動にも参加してほしいと結びました。