活動報告

医師のキャリア形成をサポートするため様々な活動を行っています。

病院訪問

第19回小樽協会病院地域連携シンポにて相談窓口事業の説明をしました。

北海道医師会女性医師等支援相談窓口
コーディネーター 澤田 香織

 平成25年1月21日(月)に開催された北海道社会事業協会小樽病院(小樽協会病院)の「第19回小樽協会病院地域連携シンポ」の席上で、産婦人科 山中郁仁先生、小児科西野貢平先生のご講演終了後、女性医師支援相談窓口事業についてご案内させていただきました。










 小樽協会病院は、地域周産期母子医療センターとして指定されており、また小児救急医療支援事業を実施している、後志で最も充実した産婦人科・小児科がある病院です。この連携シンポは平成 18 より年 2 回定期的に地域に開放し、医師だけでなく院内の多くのコ・メディカルのご参加があります。このたびは、開業医を含む医師 13 名に加え、地域医療機関のコ・メディカル含め 53 名のご参加がありました。この事業について、育児中の女性医師だけでなく、たくさんのコ・メディカルにも周知していただき、病院全体、地域全体で若い世代の医師を応援していただきたいと思います。 





 この事業の3つの柱:育児サポート、復職サポート、相談窓口についての説明に加え、PowerPointを使って昨年1年間の活動全般についても広報してまいりました。いろいろな場面で活動を紹介することは、医師会員でもなく、また現場にいらっしゃらない、本来一番この情報が届いてほしい先生に届くためにも大切な事です。PR グッズも皆さまのご意見により少しずつ変化しており、このたびは定規に変わり鏡になりました。より日常に使っていただき、この事業が浸透していくことを期待しております。ご参加の皆さまにもれなく配付してまいりました。男性外科医の先生も最初は「使わないから」と実直にも?お返しされましたが、またちゃんと受け取りにきてくださいました。「さすが、ご理解ある!」と嬉しく感じました。ありがとうございました。 




 改めて、この 1 年を振り返ってみますと、さまざまな懇談会でたくさんの医学生、研修医、先輩医師との出会いをとても楽しく思い出されます。このような繋がりが広がり、たくさんの女性医師、若い世代の医師へと、この事業の支援が届きますように。皆さまのご意見がとても大切です。この事業をご利用した印象や改善点など遠慮なくおっしゃってください。 








 そして、もう一つお伝えしたいことがあります。この相談窓口に寄せられる相談です。研修医から「医師である夫の勤務先に勤務したい」、 医学生から「妊娠出産希望」という相談もあります。当然と思いますが、現実にはなかなか思い通りにはいきません。その中で、どのように考え、どのように行動を換えていくのか。最後は自分で答えを出すしかありません。そんなときに一緒に考え、可能な限りの優れた情報と私達コーディネーターのそれぞれの立場からの意見を参考にしていただければ幸いです。正解はありません。でもさまざまな視点に気付くだけでもネガティブな気持ちが変わります。是非ご利用くださることをお待ちしております。


地域医療連携室の皆さま、ご協力ありがとうございました。
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