釧路市医師会第744回十日会で相談窓口事業について講演しました。
釧路市医師会 第744回十日会
講演「北海道医師会女性医師等支援相談窓口事業について」
平成25年2月12日(火)19:00
釧路全日空ホテル2階 芙蓉の間
北海道医師会女性医師等支援相談窓口
コーディネーター 足立 柳理
釧路市医師会親睦会「十日会」で、女性医師等支援事業に関してのお話しをする機会がございましたのでご報告させていただきます。
「十日会」は、釧路市医師会会員相互間の親睦を図る事を目的に毎月10日に開催されている会の名称で、この2月で744回を迎えます。また、医師会内には、7年前に女性医師の会が発足して年一回の講演会や、釧路市健康まつりのお手伝い、子供を連れての楽しい親睦の会を通して女医同士の連携を深めております。
当日の出席者は会員25名、事務局員3名、それに北海道医師会事務局の若松課長にもお手伝いをお願いしました。
今回は、私が幹事の一人でもありましたため発表する機会をいただきました。
その内容ですが、北海道医師会女性医師等支援相談窓口事業は、国、道の補助金に基づいて行われており、現在、3つの柱(育児サポート事業、復職サポート事業、相談窓口事業)で構成されておりますが、各事業に関してパワーポイントを使用して説明をいたしました。また、事前に各テーブルにはチラシとボールペンなどが入ったPRグッズを参加者全員に配布し、この事業のPRをお願いいたしました。
道東地方には、開業医・勤務医を含めて小さなお子さんを抱えて勤務されている女医さんがおり、その方々の育児サポートとして、予定外の診療延長、患者の急変などの緊急の呼び出しなどの急な残業のために保育施設にお迎えにいけない場合などの代行支援や病児保育などがございます。
道央地区と道北地区は子育て支援事業者と連携ができておりましたが、昨年秋から、道東地区においても社会医療法人考仁会の院内保育所で緊急時保育支援の契約ができ、活用していただけることを男性会員にも周知していただきました。
ホームページへのアクセス件数も月を追うごとに増加しており、広報活動の成果が徐々に表れてきているという良い感触を得ております。最近は、復職研修の相談、育児サポートの登録などがあり、場合によってはコーデイネーターと直接面談を行ったりしております。その反面、復職支援事業が遅れており、個人情報保護法の施行により、大学の同門会名簿の入手や、問い合わせに応じてもらえないなど、情報収集するのも難しく、実際仕事についていない女性医師を探すことが大変困難になっております。この点を解決していく方法を現在模索しておりますが、皆様のご協力をお願いいたしますとともに、女性医師が働くことへのご理解とご支援、ご協力をお願い申し上げます。