活動報告

医師のキャリア形成をサポートするため様々な活動を行っています。

病院訪問

函館五稜郭病院を訪問しました。

医師の就労環境作りを支援する事業周知のための臨床研修指定病院の訪問
函館五稜郭病院[平成27年3月2日(月)午後5時]


今年度6回目は、函館五稜郭病院を訪問させていただき、老松院長をはじめ田中副院長など12名の医師と事務局の方にお集まりいただき、勤務医の働きやすい就労環境づくりや、地域医療のことなど意見交換をしました。
老松院長からは、医師の勤務環境については日頃から意識しているつもりだが、なかなか難しいのが現状である。病院全体で子どものいる医師をバックアップしていきたいと考えているので、不満・要望など今日のこの機会に聞かせてほしいと挨拶を頂戴しました。


意見交換では、仕事と子育ての両立について、研修について、将来についてなど、様々なお話をお聞きしました。
研修医からは、将来も仕事を辞めたくない。今は、仕事か結婚かの二択であれば仕事を選ぶ。最近は、子どものいる医師に対して様々な制度が整えられているが、その制度を利用する時の周りの目や復帰後の不安が大きい。同期の友人で、子育てをしながら医師を続けている友人を見ていると、子どもがいると第一線でバリバリ働いていくことは難しいと感じる。親の協力も必要になってくる。医局は女性医師が多いので、産休・育休の取得者は必ず出てくると思う。女性医師であれば誰もが通る可能性があることなので、その時々の支え合い、持ちつ持たれつだと思っているとのお話がありました。
また、出産・子育てのことを考えると、親の支援が必要不可欠だと思う。私は地域枠制度を利用しているので、これから9年間は1年毎に道内の地方を回らなければならないので、その間は出産・育児は難しいと考えているとの不安な声も聞かれました。相談窓口コーディネーターからは、地方を回らなければならない9年間を今では無く、子育てが落ち着いた頃にスライドさせることはできないか。人生経験がありキャリアを積んでからの方がいいと信じて出産した30代半ばの母親たちは、育児に疲れ果ててしまう。30代での育児は20代の頃とはわけが違う。できることなら20代で出産すること強くお勧めする。地域枠の制約を先延ばしにしてでも、出産を第一に考えるべきである。キャリアは後からでも必ず取り返せる。当会副会長からは、地域枠制度の見直しがあり、1年毎に地方へ転勤になるということはない。産休・育休も取得できる、出産に配慮したシステムになるので安心してもらいたいと、それぞれアドバイスがありました。


函館五稜郭病院では、一度でも当院の研修説明会に参加してくれた学生には、その後もアプローチを続け、友人や後輩にも当院のことを伝えてもらうようにし、百聞は一見にしかず、まずは見学してもらうことを大事にしているとのお話がありました。また、研修医のみのレクチャーや上級医との意見交換会など、病院全体で研修体制を整えていることが窺えました。
最後に、老松院長から大変有意義な時間を過ごすことができた。様々な情報を提供いただき、勉強になった。当院では、今後も女性医師や研修医を大切にしていきたいとの挨拶があり、閉会しました。




函館五稜郭病院の皆さま、

お忙しいところありがとうございました。



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