活動報告

医師のキャリア形成をサポートするため様々な活動を行っています。

その他

北大医学部同窓会新聞に相談窓口を紹介しました。

 復職希望ならびに様々なサポートをご利用される可能性がある方々への幅広い情報提供を目的として、平成29年12月21日発行の「北大医学部同窓会新聞」に、北海道医師会女性医師等支援相談窓口を北海道大学病院男女共同参画推進室の活動を併せて紹介しました。

 

      支援相談窓口コーディネーター 清 水 薫 子


 こんにちは。北大病院男女共同参画推進室と北海道医師会女性医師等支援相談窓口からのお知らせです。


 北大病院男女共同参画推進室では北大病院に勤務する医師を中心とした職員の職場環境改善に取り組み、北海道医師会では、北海道に在住する全ての医師が利用できる「女性医師等支援事業」を推進しています。


北海道大学病院男女共同参画推進室 特任助教/

北海道医師会女性医師等支援相談窓口コーディネーター

清 水 薫 子(78期)



 北海道大学病院男女共同参画推進室は女性医師等就労支援事業として北海道からの助成を受け2010年より開始となっております。(http://hokudaijyoishien.sakura.ne.jp/

 自身のペースでの就学前のお子さんをお持ちの医師が利用できる短時間雇用制度や病後児保育室ぶらん、病院附属保育園ポプラの運営・管理を行っております。

 さらに啓発活動としては院内講演会や若手医師への情報提供として、先輩医師からの話をアットホームな雰囲気で聞ける「おしゃべりの会」を行っております。また昨年度から医学部2,4年生への授業参画もはじめており、本年度は「プロフェッショナリズム」として2年生の授業では肺癌患者様とその主治医(内科1 品川尚文講師)にお越しいただき、肺癌を通して医師としてのプロフェッショナリズムや医師・患者関係における基盤を学んでいただきました。

 復職に関しましても休職期間を経て、当室窓口での調整を通し、実際に復職された先生もいらっしゃいます。保育園探しから復職・キャリアに関する情報提供等も行っておりますので、ぜひお気軽に連絡をお願いします。

 また北海道大学人材育成本部の女性研究者支援室との連携も良好で、小学生から高校生までを対象に医師の職務紹介も行っておりますので、お子様とご一緒にぜひお越しください。



 そして北海道医師会も広い北海道の様々な地域に勤務のすべての医師のため、精力的な活動を展開しております。


 特に、育児サポート事業は医師会と育児サポート事業者の間で契約を行い、事前登録を済ませた先生のお子さんの病児・病後児や緊急時、急な出張などによる宿泊の預かりも行っています。急な発病で保育園に預けられない際の病児・病後児の預かりでは、かかりつけの小児科への受診も対応します。北海道大学の病児保育サポートシステム「さんりんしゃ」の終了に伴い、北大病院にお勤めの多くの先生にも登録していただいています。



 専用ホームページには「体験談」コーナーや「道内の院内保育所のある病院を検索できるサイト」もあり、医局の人事異動による次の赴任先での保育の心配事など、北海道大学医学部の卒業生や大学で勤務されている先生にもご活用いただいています。


是非一度アクセスしてみてください。http://www.hokkaido.med.or.jp/josei-dr-shien/


 また、北海道医師会は勤務医の勤務環境改善にも取り組んでいます。患者からのクレームや暴力に対して腰の引けない医療を実践・実現するための、悪質クレーム・暴力の原因と対応策を学ぶセミナー、医師一人一人が生涯にわたり能力を十分発揮するために、医師、その他医療スタッフのワークライフバランスを考えることができる「育ボス」セミナー、医学生・研修医を対象に医師として働き続けることに対する意識や、そのために必要な環境整備など、将来の離職防止を目的とするキャリアデザインセミナーなども開催しています。機会があれば、是非ご参加ください。もちろん、すべて託児室併設です。


 大学病院を含めた北海道内の医療機関に属する医師の就労環境改善・キャリアサポートを様々な連携により進めていけるよう努力いたしますので、引き続きご指導・ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。



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