子育てと仕事を両立していた時のエピソード／医療法人社団 畑俊一内科 畑俊一
医療法人社団 畑俊一内科
畑 俊一
平成元年、開業の季節と重なるかたちで、晩婚をへて高齢出産の子どもを授かりました。研究生活（大学助教授時代）が長かったので、地域のかかりつけ医（開業医）としてのイメージや実際の対応とのギャップに苦慮しました（専門医から総合医へ）。
夜間診療をしていた当時は、妻が股関節亜脱臼で重いものが持てなかったこともあり、診療所と自宅が離れていたため、子どもがお風呂に入るときは一旦夕方に帰宅し、再度診療所に戻り、仕事をするという生活を365日2年位続けました。
妻は医師でなく専業主婦でしたが、身体とのこともあり、出来るだけ育児や家事を手伝っておりました。妻もまた医局教授秘書として働き、医学界のことをある程度理解していましたので、自分の診療や医師会活動に理解を示していることに大変感謝している。
付記 女性医師について
医局からの派遣で定期的に診療所のヘルプをしてもらったことがあります。