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蜂刺され

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-蜂の毒による直接の症状-

 刺された場所が赤くなり、腫れてきます。更に痛みやかゆみを感じます。通常数時間から一日で症状はなくなります。救急処置としては針が刺さっていたらそれを抜いてください。 水などで冷やしましょう、さらに冷湿布をする等冷やすことを続けてください。ひどければ医療機関を受診しましょう。




-蜂アレルギー-

(1)前駆症状
 口内違和感、口唇しびれ、四肢のしびれ、心悸亢進、耳鳴り、めまい、腹痛 、下痢、吐き気、尿意、便意

(2)全身の症状
 じんましん、 動悸がでる事もあります。 皮膚の小さな点状にあちこちに出血がみられることもあります。喘鳴(呼吸が苦しくなりゼーゼーとした呼吸になります。声帯がむくんで声の質が変わります。 吐き気がしたり実際に吐いてしまうこともあります。血圧が下がってショック状態になることもあります。
じんましん等の症状が出てきたらすぐに医療機関へかかりましょう。



予防的に蜂に接する機会が多い人のために自己注射をする薬剤が販売されています。かかりつけ医師に相談してみてください


日本では年間20人〜40人ほどの方々が蜂のアレルギーなどで亡くなっています。特に症状がない場合でも十分注意してください。 また、多数の蜂におそわれて刺されたら至急医療機関を受診してください。 蜂によるアレルギーをおこす人は一般人で0.1%程度です。林業従事者では14.1%ほどです。

谷川 淑郎