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会長挨拶

北海道産婦人科医会 会長 西川 鑑
北海道産婦人科医会
会長西川 鑑

この度、北海道産婦人科医会の会長に選任され、この責務を果たす機会を与えられたことを大変光栄に思います。皆様のご支援と信頼に感謝申し上げます。

北海道産婦人科医会は昭和24年6月に発足した日本母性保護医協会北海道支部(略称:北母、初代会長大野精七先生)から始まります。昭和32年に事務局が北海道大学から北海道医師会に移り、平成4年に北海道産婦人科医会(略称:北産婦医会)と名称が変更されました。令和6年4月から私が9代目の北海道産婦人科医会会長に就任しました。

北海道産婦人科医会は現在329名の産婦人科医から構成する団体で、母子の生命健康を保護し、また、女性の生涯を通しての心身にわたる健康を保持・増進することを目指しております。そのためにも、本会会員が安定した経済的基盤の上に、プロフェッショナルな団体として、質の高い安全な医療を提供できるように様々な課題の解決に向けて活動しています。

医会の目的は、安全で質の高い産婦人科医療の提供を通じて、患者様やその家族の幸福を支えることにあります。これを達成するために、医療技術の向上と知識の更新、患者中心の医療サービスの提供、地域社会への積極的な貢献と情報提供を行っています。

少子高齢化の真っただ中にある私たちの直面する課題は多岐にわたります。例えば、地域の人口構造の変化や医療環境の変化に迅速に対応することが求められます。また、女性のヘルスケアはライフステージに応じて多様化しており、それに適切に対応するためには、行政や関係団体と協力し、より包括的で切れ目のない医療サービスの提供が必要です。

具体的には、妊娠前から妊娠中、さらに産後の心身のケア、新生児のスクリーニング、出産育児一時金、産科医療保障制度、母体救命講習普及事業、子宮がん検診事業の推進、子宮頸がん予防ワクチンの普及と啓発活動、診療報酬、医療保険、母体保護法など、これらの課題に対して、積極的な取り組みを行ってまいります。

最後になりますが、今後とも、地域社会の健康と繁栄に貢献してまいりますので、何卒、引き続きご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

役員名簿

北海道産婦人科医会役員一覧

任期:令和6.4.1~8.3.31

会長 西川  鑑
副会長 佐藤 智子
寺澤 勝彦
和田真一郎