乳幼児の急病-ひきつけ(けいれん)
判断
- ●高熱時(熱性けいれん)、激しく泣いている最中(憤怒けいれん)に発作
- ●テレビなどの視覚刺激(光感受性発作)も原因に
- ●全身を突っぱらせ、顔面や手足のふるえ、意識消失、
よだれを垂らすなどの症状も
- ●ひきつけが長時間続いたら小児科などへ
応急手当
- 衣服のボタンなどを外し、呼吸が楽にできるように。
- ぶつかると危険なものを周囲から遠ざけ、体の周りに柔らかいタオルやクッションを。
近くにストーブがあるときは接触によるやけどにも注意を。
- 高熱時は冷たいタオルなどを頭部に。
- 発作はたいてい数分。治まったら回復体位にしてしばらく安静に。
- ひきつけが長時間続いたら早めに小児科などへ。
次のポイントを医師に報告
- けいれんの持続時間
(手足の動きが止まっても意識がない時間を含む)
- けいれん時の手足の動き
(特に左右差)