急病・急な症状(一般)-吐血・喀血
判断
- ●吐血=食道や胃・十二指腸などからの出血
- ※特徴 黒褐色・コーヒーの残りかす状
- ●喀血=気管や肺などからの出血
- ※特徴 鮮紅色(鮮血)・泡まじり・咳き込み
- どちらも出血が大量で昏睡しているようなときは119番通報
- 軽度であっても容態の落ち着きをみて医療機関へ
応急手当
- 吐いている最中は顔を下向けに。むせたら背中を軽く叩いて、吐き出しを助ける。
- 口の中に血液の凝固物(窒息の原因)がないか確認。
自力で吐き出せないときは、ガーゼを巻いた箸などで除去。
- 横向きに寝かせて毛布などで保温。次の吐血・喀血に備えて洗面器などを用意。
- その後の吐血は少量なら横向きのまま、大量なら腹ばいにして。喀血は座らせて前かがみで。
- 吐き終えたら、薄い食塩水でうがいを。