ケガ・事故（一般）-出血
判断
- 出血のしかたを確認
- ●傷口からにじみ出る（
毛細血管性出血） - ●黒ずんだ血が流れ出る（
静脈性出血） - ●まっ赤な血が噴水のように吹き出る（
動脈性出血） 
は応急手当で止血可能
などの大量出血時は応急手当と同時に119番通報
応急手当
- 出血している部分に清潔なガーゼやハンカチをあてて片手で圧迫。
出血量が多いときは両手で強く圧迫。
＜直接圧迫止血法＞ - 血がにじんできたらガーゼやハンカチを重ね、きつめに包帯を巻く。
- ※静脈は血流が弱く、直接圧迫止血法でおおむね応急止血が可能です。
| 重症度 | 出血量（ml） | 症状 |
|---|---|---|
| 無症状 | 0〜500 | 精神的不安、立ちくらみ程度 |
| 軽症ショック | 500〜1,200 | 軽度頻脈、軽度血圧下降、四肢冷感 |
| 中等度ショック | 1,200〜1,800 | 頻脈、血圧下降、蒼白、口唇退色 |
| 重症ショック | 1,800〜 | 意識混濁(読み：いしきこんだく）、蒼白チアノーゼ、 浅呼吸、反射低下 |
止血の際は、万一の感染防止のため、救助者は可能であればビニール手袋やビニール袋を着用することが推奨されます。
