ケガ・事故（一般）-ぎっくり腰
判断
- 重い物を持ち上げた、腰をひねった直後
- ●腰の激痛
安静第一 - 医療機関(整形外科)へは激痛が治まってから
応急手当
腰に負担がかからない姿勢に。横向きに寝てひざを曲げる。もしくは仰向けに寝てひざの下に丸めた座布団などを置き、ひざを高く。
腰にさらしをきつめに巻くと痛みが楽に。
- ぎっくり腰は安静を保てば、普通1週間以内で痛みが引きます。その後も疼痛（ずきずきする痛み）や足のしびれ感が残るときは、腰椎椎間板ヘルニアが疑われます。
- 腰椎椎間板（読み：ようついついかんばん）ヘルニア：腰部の骨と骨（椎体）の間でクッションの役目をする椎間板からゼラチン様の髄核が飛び出し、神経根が圧迫されておこる。
仰向けで足をまっすぐ伸ばして持ち上げると、腰からつま先に強い放散痛（離れたところで感じる痛み）が走るのが特徴（ラセーグ徴候）。 - ぎっくり腰の予防と再発防止策として、下にある物はひざを曲げ、腰を落として持ち上げること。長い立ち仕事では腰の負担を軽くするため、片方の足を15cmくらいの低い台に乗せる。